XMの禁止事項・利用規約違反について解説

XMの禁止事項・規約違反

XMでは、トレーダーの皆さんが安心して取引を行えるようにルールが設けられています。

もし禁止事項・規約違反を行ったら、レバレッジの制限を受けてしまう可能性があります。また最悪の場合、アカウントが凍結(口座凍結)され、二度とXMでトレードができなくなってしまうこともあります。

今回は、XMの禁止事項・規約違反についてご説明します。

2024年1月最新情報

目次

XMの禁止事項・利用規約違反とは?

XMでは、次の禁止事項・利用規約違反は禁止されています。ルールを守って取引を行うようにしましょう。

  • 複数口座での両建て(同一口座で無い両建て)
  • 複数人での両建て・他FX業者の口座を使用した両建て
  • 窓埋め・週の窓開けだけを狙ったトレード
  • 経済指標や要人発言だけを狙ったトレード
  • 裁定取引・アービトラージ
  • AIを使った取引
  • 遅延を狙った取引(サーバー・レートエラー)
  • ボーナスの不正利用・不正取得
  • 自己アフィリエイトによる取引

公式サイト:https://www.xmtrading.com

複数口座での両建て(同一口座で無い両建て)

XMでは、1つのアカウントで最大8つの口座を開設することができます。口座開設ボーナス以外にも、キャッシュバック目的やトレードスタイルに合わせて複数の口座を持っている方もいるかもしれません。

ただし、その複数の口座を使って両建て(同じ口座ペアで売りと買いのポジションを持つこと)を行うことはXMの規約で禁止されています。

例えばスタンダード口座でドル円の買いポジションを保有しつつ、マイクロ口座でドル円の売りポジションを保有することはできません。なぜ複数口座での両建てが禁止なのかというと、XMではゼロカットシステムが採用されているからです。

ゼロカットシステムでは、口座の残高がマイナスになった場合でも追証などによる追加資金が必要なく、自動的にゼロとして相殺してくれる仕組みのことです。

XMでは、予期しない出来事が起きた場合でも、トレーダーが損失を被らないように心掛けてサービスを提供しています。そのシステムを悪用するような行為は禁止されています。

また複数の口座でEAを稼働させている時にもEAが両建てを行ってしまうことがあります。

人為的・自動売買によるものどちらも複数口座をまたいでの両建ては禁止されています。特にEAを稼働させている方は、注意するようにして下さい。

ただし、同じ口座内での同一通貨ペアの両建ては許可されています。

複数人での両建て・他FX業者の口座を使用した両建て

複数人やグループでの両建て、他のFX業者との口座併用による両建ても禁止されています。

他の業者ならバレないだろうと思っている方もいるかもしれませんが、XMの取引ツールであるMT4/MT5を使用している限りそれが業者には分かってしまいます。またLPなど仲介業者を介して不正行為を監視しています。

XMや他のFX業者に不利益をもたらす行為はやめましょう。

週の窓開け・窓埋めだけを狙ったトレード

FXチャート

大抵の場合、週明けにはFXの相場は大きな隙間が空いたようなチャートの形になることが多くあります。これを「窓」と言います。

特に土日に政治的発言や何か大きな出来事があった場合など、その影響が週明けに顕著に現れます。また週が明けて窓を埋めに行くことを窓埋めと言いますが、毎回このタイミングを狙っての取引は禁止されています。

週明けの窓開け・窓埋めのみのトレードは禁止されていますので行わないように注意して下さい。

特に、初心者の方には窓開け・窓埋めの動きは予想しづらく、相場が不安定になりやすい時でもあります。こうした窓開け・窓埋めだけを狙った取引はリスクが高くなるため避けるようにしましょう。

経済指標や要人発言だけを狙ったトレード

経済指標が発表される時を狙って、ハイレバトレードを行う人もいます。これは大儲けのチャンスでもありますが、逆に大損となる可能性もあります。
しかし、XMを利用しているトレーダーは大きな損失は防ぐことができます。

なぜならXMでは、ゼロカットシステムが採用されているからです。ゼロカットシステムにより、口座の損失が残高を超えてもトレーダー側は追加入金の必要がありません。

その代わり、その分の損失補填はXMが負担することになり、XM側にとって大きな負担となります。そのため経済指標や要人発言だけを狙ったトレードも禁止されています。

特に重要な経済指標の発表がある時は注意が必要です。数回ならば偶然と見逃してもらえるかもしれませんが、何度も続けているとXM側に目をつけられてしまいます。

裁定取引・アービトラージ

同じ価格の通貨ペアで、一時的に価格がズレるタイミングを狙って価格差で利益を出すという手法をアービトラージ・裁定取引といいます。

価格差が生じれば確実に利益を得ることができる手法です。そのためAIを使ったアービトラージをするトレーダーが増えています。しかし、こうした取引は禁止されています。XM側にバレると重いペナルティが課せられるかもしれません。

またこうしたアービトラージ・裁定取引はXM以外の多くの業者で禁止されています。ルールを守って利用するようにしましょう。

AIを使った取引

先にアービトラージは禁止されていると説明しましたが、AIを利用すれば一時的な価格のずれを容易に見つけることができます。ですが、AIを使っての取引も禁止されています。

もし多くのトレーダーがAIを使用したとしたら、サーバーダウンしてしまうかもしれません。

高速トレードや外部システムによる取引では、サーバーに予想外の負荷がかかってしまうため問題を引き起こしてしまう可能性があります。そのためこれらAIを使用した取引は禁止されています。

ただし、EA(自動売買)は使うことができます。その際も、複数口座をまたいでの両建てを行わないように注意するようにして下さい。

遅延を狙った取引(サーバー・レートエラー)

サーバーエラーが起きたのを不具合ではなく、絶好のチャンスと捉えてトレードする方もいます。しかし、接続・レート・サーバーエラーを利用しての取引も禁止されています。

時にはサーバーの不具合によりレートが不自然な動きとなることもあります。ちょっとしたタイミングを見逃さずに利益につなげる姿勢はトレーダーとして褒めるべきですが、あくまでルールの範囲内で能力を活かしてください。

ボーナスの不正利用・不正取得

XMのボーナス

XMを利用する方々の中には、ボーナスが目当ての方も多いでしょう。XMでは入金不要・新規口座開設だけでボーナスを受け取ることができます。さらに現在は、キャンペーン中のため13000円ものボーナスが受け取り可能です。このようなボーナス特典は利用者にとっても嬉しいものです。

ただしこうしたキャンペーンは初回だけのものです。ニセの個人情報を使用して重複申請するなどの行為は絶対にしてはいけません。またXMポイントを獲得するために両建てを行うことも禁止されています。

不正が発覚した場合、ボーナスは没収され、もしかしたら利益も没収されてしまうかもしれません。ボーナス13000円のために、コツコツトレードで稼いだ利益を全部失うのは賢明とは言えません。

公式サイト:https://www.xmtrading.com

自己アフィリエイトによる取引

XM口座を既にお持ちの方、自己アフィリエイトで報酬を受け取ろうと考えていませんか。

XMでは、あなたが所有している口座での自己アフィリエイトによる取引は禁止されています。

自身の紹介リンクから口座を開設し、トレードを行うとアフィリエイト報酬が得られるかもしれませんが、利用規約には「自身の口座や支配下にあると思われる口座を利用した取引についてはコミッションは考慮されない」との旨が記載されています。

取引コストを安くしようとして、自己アフィリエイトにより利益を得る行為は許可されていません。

XMの禁止事項・利用規約違反まとめ

XMでトレードを行う際には、さまざまなルールが存在するため事前に確認することが必要です。ルール違反を行うと、ペナルティの対象となってしまいます。これはXM側の負担を軽減するだけでなく、私達トレーダーが安定してサーバーを使用したり、安心してスムーズな取引が出来るようにするために作られています。

もし禁止行為をして利益を増やしてしまったとしたら、最悪利益没収されてしまうかもしれません。そうならないためにも、ルールを守って収益を増やしていく方が建設的です。

狙った取引はダメですが、偶然の一致や窓埋め取引をしてしまったからといって直ぐにXM側から重いペナルティが課せられることはありません。ただし、誤解を招かないように行動することも大切です。

なお、他の海外FX業者でトレードを行う場合、今回紹介したルールとは別のFX業者が作ったルールを守る必要があります。必ず利用規約・違反行為などは確認するようにしましょう。

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