XMでは、しばし手数料が発生することがあります。
決して高額ではありませんが、積み重なると思ったよりも手数料かかってしまうことも…。
そうならないために、XMでの手数料が発生する場合や取引コストを抑える方法を知っておけば、工夫次第で無駄なコストをかなり減らすことができます。
本記事では、XMの手数料について紹介します。
2024年9月最新情報
XM(XMTrading)の入金手数料
XMでトレードを行うためには、お金を入金しなければなりません。XMでの入金方法はいくつかありますが、基本的に入金手数料は無料です。
ただし、いくつか例外も存在しますので、詳しくご説明します。
入金・出金手数料はかかりますか?
いいえ、当社では出金や入金に手数料は一切請求いたしません。国際銀行送金の場合、$200(またはその他の通貨相当額)以上のすべての入出金に対して、当社の銀行側で発生した手数料は、当社がすべて負担いたします。
こちらは随時変更される可能性があります。
公式サイト:XMTradingより引用
公式サイト:https://www.xmtrading.com
国内銀行送金による入金
国内銀行送金はポピュラーな入金方法ですが、1万円以下の送金の場合には、980円の入金手数料が発生します。
決済代行会社によっては1500円かかるところもあります。また銀行側への振込手数料も必要になるため、送金する際にはできるだけまとまった金額で入金することをおすすめします。
銀行送金での入金を考えている人は、楽天銀行のハッピープログラムが特におすすめです。ハッピープログラムを利用すれば月に3回までですが、入金手数料が無料になります。
現在、他銀行を利用している人は、楽天銀行の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
オンラインウォレット
BitwalletやBXONE、STICPAYなどのオンラインウォレットを使って入金する場合も、XM側の手数料は基本無料です。
ただし、各オンラインウォレット入金(チャージ)時に手数料が発生することがあります。こちらはユーザーの自己負担となります。
オンラインウォレットへの入金(チャージ)の際は、銀行送金同様にできるだけまとまった額を一度に入金するようにしましょう。
XM(XMTrading)の出金手数料
XMでは、入金と同じく出金手数料も基本無料となっています。だたし、こちらも一部出金方法で手数料が発生することがあります。
ここからは、XMの出金手数料についてご紹介します。
銀行送金による出金
まずは銀行送金です。銀行送金では出金額が40万円未満の場合、2500円の出金手数料がかかります。
月に何度も出金申請している方。小まめに利益を出金することは大切ですが、40万円以上でまとまった金額で出金すれば手数料を節約することができますよ!
また海外銀行送金では、外貨の受け取りにかかるリフティングチャージという手数料もあります。こちらの手数料をとにかく抑えたいという方は、ソニー銀行の利用がおすすめです。
オンラインウォレットによる出金
オンラインウォレットによる出金も手数料がかかることがあります。手数料の金額は500円~800円と少額ですが、2回利用すれば1000円以上となり無駄なコストになります。
トレードでコツコツと稼いでいる人こそ、手数料をあまり気にせず少額出金を繰り返す傾向があります。出金コストも把握するように注意して下さい。
XM(XMTrading)取引の際に発生するさまざまな手数料
入金や出金だけでなく、トレード時にも手数料が発生します。ここからは、トレードに関する手数料について紹介します。
取引の際に発生する取引手数料
スプレッドの低さが魅力のXMゼロ口座とKIWAMI口座ですが、往復1ロットあたり10通貨(約1000円程度)の取引手数料がかかります。毎回取引手数料がかかるとなると、かなりのコストとなります。
また、MT4ではポジションエントリー時に、MT5ではエントリー時と決済時に取引手数料がかかります。ただし、これらのプラットフォームによる金額の差は数円程度なので、そこまで気にする必要はないでしょう。
スプレッドが広いスタンダード口座やマイクロ口座、KIWAMI極口座では、取引手数料は無料になっています。
取引コストは、ついついコストとして計算するのを忘れてしまいがちです。トレードする際は、目先の利益のみに目を向けるのではなく、手数料にも注意を払うようにして下さい。
XMTrading Zero口座/KIWAMI極口座には手数料がかかりますか?
はい、XMTrading Zero口座/KIWAMI極口座の手数料は、$100,000の取引毎に$5です。MT4プラットフォームでは、手数料は取引発注時に往復分(発注と決済)がまとめて口座から差し引かれます。
MT5プラットフォームでは、手数料は取引発注時と決済時に口座から差し引かれます。
公式サイト:XMTradingより引用
スリッページの発生
また取引手数料以外にも、スリッページが発生することでも、思わぬ手数料がかかってしまうことがあります。
スリッページとは、注文レートと約定レートの差のことで、注文してから注文が確定するまでのタイムラグのことを指します。
XMでは、約定まで1秒以内に執行されることが多いためスリッページの発生は限りなくゼロに近いです。しかし、完全に発生件数をゼロにすることはできませんので、ある程度のスリッページは肝に銘じておくようにしましょう。
スリッページが頻繁に起こるようでしたら、XMのサポートに連絡をして調査して貰うようにしてください。その際、スリッページが起こった瞬間の記録を明確にスクリーンショットなどを取っておくと調査がスムーズに進みます。
取引する際にスリッページが発生することはありますか?
重要な経済ニュースの発表時は、市場の変動が大きくなり、お客様の注文がリクエストされた価格と異なる価格で執行される場合があります。しかし、当社は常に執行可能な最良の市場価格でお客様の注文にお応えいたしますので、ご安心ください。
公式サイト:XMTradingより引用
トレードの際に発生するスプレッド
FXでは、スプレッドの発生はつきものです。スプレッドとは、通貨ペアの売値と買値の差額のことで、これにより利益と手数料が確定します。XMゼロ口座では他の口座タイプに比べて、スプレッドが低く設定されています。その代わり取引手数料が発生します。
スタンダード口座やマイクロ口座のスプレッドは平均的な数値です。
2022年10月に提供が始まったばかりのKIWAMI口座は、ボーナス提供がない分、低スプレッドでなおかつ、取引手数料無料となっています。
XMでは最大8つまで口座開設ができますから、気になる方は、複数口座開設してみることをおすすめします。
スワップポイントがマイナスになる通貨での発生
2ヵ国間の金利差調整分のことをスワップポイントと呼びます。
例えば、高金利の通貨を売って、低金利の通貨を買ったとしたら、手数料が発生します。一方で逆のパターンの場合、利益となることもあるため購入時のタイミングには注意が必要です。スワップポイントはトレードしただけでは、発生することはありません。
ポジション保有がある場合、決められた時間をまたいでポジションを保有し続けていた時に計上されます。夏時間であれば午前6時、冬時間であれば午前7時がその時間となります。
マイナススワップによる損失は、有効証拠金から差し引かれていくことになります。
トレードにスワップは適用されますか?
公式サイト:XMTradingより引用
はい、口座タイプによっては、オーバーナイト・ポジションに対してスワップを獲得したり、請求されたりします。ただし、スワップが気になる方は、特定の商品をスワップフリーで取引できるKIWAMI極口座をご利用いただけます。
公式サイト:https://www.xmtrading.com
XM(XMTrading)口座維持手数料
コロナウィルスや歴史的物価高により在宅でできるFXや株取引に興味を持ち口座開設をする人が増えてきました。口座開設後、入金だけしてボーナスを受け取った後口座の証拠金をほったらかしにしている方は要注意です。
何も取引しないまま放置していると、XMでは口座維持手数料が発生します。
具体的には90日間トレードを行わなかった場合、休眠口座とされ口座維持手数料が毎月5ドル発生することになります。
少額の0.01ロットでもいいので小さな取引でも続けてみるようにしましょう。もし、暫く忙しくてトレードする時間がないという方は思い切って解約することも大切です。
口座を利用しない場合に費用が発生しますか?
はい、お客様の口座が90日以上にわたり利用されていない場合に限り請求されます。こちらの期間後、取引、入金、出金、資金振替、追加口座開設、登録などの利用がなかった場合にのみ休眠口座とみなされます。
口座が休眠状態になると、その時点で残る全てのボーナス、プロモーションクレジット、XMPは自動的に休眠口座から消失いたします。すべての休眠口座には、 5USDの月額料金、もしくは残高が5USD未満の場合はその残高全額分の料金が請求されます。取引口座の残高がゼロの場合には料金はかかりません。
公式サイト:XMTradingより引用
口座維持管理手数料については、以下の記事に詳しくまとめていますので参考にしてください。
XM(XMTrading)の手数料まとめ
XMを利用する上で、意外なところで様々な手数料が発生していることがお判りいただけたでしょうか。
手数料を減らすためには、入金や出金の回数を減らしたり、無駄な口座維持手数料を支払わないためにも口座解約をして口座数を整理することが大切です。
手数料は数百円から数千円以上になることもあり、また何度も発生するため月や年単位で見ると大きな金額になります。トレードを行う目的の多くは、お金を稼ぐことだと思いますので無駄なコストを減らして、効率良く稼ぐようにしてください。