XMの全手数料の種類について解説|取引手数料・スワップ・口座維持手数料など

XMは、外国為替取引を行うトレーダーにとって魅力的な手数料体系を提供しています。XMの手数料は全部で7種類あり、入金手数料、出金手数料、取引手数料、口座維持手数料、口座間資金移動手数料などがあります。手数料の発生タイミングと計算方法は、手数料の種類によって異なります。

例えば、入金手数料は国内銀行送金やオンラインウォレットを利用する際に発生し、出金手数料は銀行送金やオンラインウォレットを利用する際に発生します。取引手数料については、スプレッドやスワップポイントも考慮する必要があります。

XMの手数料を抑えるためには、入金方法や出金方法の工夫、口座タイプの選択、ボーナスの利用などが有効です。他社と比較すると、XMの手数料は高いと言われることもありますが、それにはいくつかの理由があります。本記事では、XMの手数料について紹介します。

2024年9月最新情報

目次

XMの手数料の種類

XMの手数料は全7種類

XMの手数料の種類
  • 入金手数料
  • 出金手数料
  • 取引手数料
  • スプレッド
  • スワップポイント
  • 口座維持手数料
  • 口座間資金移動手数料

XMでは、さまざまなトレーディング活動において、合計で7種類の手数料が発生する可能性があります。

主な手数料には、入金手数料、出金手数料、スプレッド、取引手数料、スワップポイント、口座維持手数料、口座間資金移動手数料が含まれます。これらの手数料は、トレーダーとしての戦略やトレードスタイルに応じて異なる影響を及ぼすため、特に注意が必要です。

例えば、スプレッドはポジションをエントリーする際に常に考慮しなければならない重要なコスト要素ですが、XMでは可能な限り低スプレッドを提供するよう努めています。

XM手数料の発生するタイミングと計算方法

各手数料は特定のタイミングで発生し、その計算方法も手数料の種類によって異なります。

入金手数料は、主に取引資金を口座に追加する際に課せられ、銀行振込では一定の条件下で費用が発生します。出金手数料は、取引した利益や資金を口座から引き出す際に発生し、出金額が40万円未満の場合には一定の手数料が請求されます。

スプレッドは、取引のエントリー時に適用されるもので、スタンダード口座やゼロ口座などの違いでその幅が異なります。これに加えて、ゼロ口座では取引あたり固定の10ドルの取引手数料が発生します。スワップポイントは、ポジションを日をまたいで保有した際に発生し、毎日計算されます。また、長期間取引が行われない口座には口座維持手数料が課されることがあります。

これら手数料の理解は、XMでの取引コストを最適化するために不可欠です。

XMの入金手数料

XMの入出金の手数料は無料

XMでトレードを行うためには、お金を入金しなければなりません。XMでの入金方法はいくつかありますが、基本的に入金手数料は無料です。ただし、いくつか例外も存在しますので、詳しくご説明します。

入金・出金手数料はかかりますか?
いいえ、当社では出金や入金に手数料は一切請求いたしません。国際銀行送金の場合、$200(またはその他の通貨相当額)以上のすべての入出金に対して、当社の銀行側で発生した手数料は、当社がすべて負担いたします。こちらは随時変更される可能性があります。

公式サイト:XMTradingより引用

国内銀行送金

国内銀行送金はポピュラーな入金方法ですが、1万円以下の送金の場合には、980円の入金手数料が発生します。また銀行によっては880円から1,500円かかるところもあります。銀行側への振込手数料も必要になるため、したがって手数料を抑えるためには、できる限り1万円以上の入金を心がけると良いでしょう。

銀行送金での入金を考えている人は、楽天銀行のハッピープログラムが特におすすめです。ハッピープログラムを利用すれば月に3回までですが、入金手数料が無料になります。

現在他銀行を利用している人は、楽天銀行の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

オンラインウォレット

BitwalletやBXONE、STICPAYなどのオンラインウォレットを使って入金する場合も、XM側の手数料は基本無料です。

ただし、各オンラインウォレット入金(チャージ)時に手数料が発生することがあります。こちらはユーザーの自己負担となります。オンラインウォレットへの入金(チャージ)の際は、銀行送金同様にできるだけまとまった額を一度に入金するようにしましょう。

XMの出金手数料

XMでは、入金と同じく出金手数料も基本無料となっています。だたし、こちらも一部出金方法で手数料が発生することがあります。ここからは、XMの出金手数料についてご紹介します。

銀行送金

出金に関しては、出金額が40万円未満であれば2,500円の手数料が発生しますが、40万円以上の出金であればXMが全額負担してくれます。

また海外銀行送金では、外貨の受け取りにかかるリフティングチャージという手数料もあります。こちらの手数料をとにかく抑えたいという方は、ソニー銀行の利用がおすすめです。このように、入出金額によって手数料に違いがありますので、計画的に入出金を行うことが肝心です。

オンラインウォレット

オンラインウォレットによる出金も手数料がかかることがあります。手数料の金額は500円~800円と少額ですが、2回利用すれば1,000円以上となり無駄なコストになります。

トレードでコツコツと稼いでいる人こそ、手数料をあまり気にせず少額出金を繰り返す傾向があります。出金コストも把握するように注意して下さい。

XMの取引手数料

入金や出金だけでなく、トレード時にも手数料が発生します。ここからは、トレードに関する手数料について紹介します。

ゼロ口座の取引手数料

XMのゼロ口座は、最狭スプレッドが特徴ですが、取引手数料がかかる点に注意が必要です。

スプレッドはUSD/JPYで0.1pips、EUR/USDでも0.1pipsとなっており、非常に低く設定されています。しかし、取引ごとに往復で10ドルの手数料が発生します。具体的には往復1ロットあたり10通貨(約1000円程度)の取引手数料がかかります。毎回取引手数料がかかるとなると、かなりのコストとなります。ゼロ口座を使用する際は、スプレッドのメリットと取引手数料のコストをしっかりと比べましょう。

XMTrading Zero口座には手数料がかかりますか?
はい、XMTrading Zero口座の手数料は、$100,000の取引毎に$5です。

MT4プラットフォームでは、手数料は取引発注時に往復分(発注と決済)がまとめて口座から差し引かれます。MT5プラットフォームでは、手数料は取引発注時と決済時に口座から差し引かれます。

公式サイト:XMTradingより引用

MT4・MT5の取引手数料

MT4ではポジションエントリー時に、MT5ではエントリー時と決済時に取引手数料がかかります。ただし、これらのプラットフォームによる金額の差は数円程度なので、そこまで気にする必要はないでしょう。スプレッドが広いスタンダード口座やマイクロ口座、KIWAMI極口座では、取引手数料は無料になっています。

取引コストは、ついついコストとして計算するのを忘れてしまいがちです。トレードする際は、目先の利益のみに目を向けるのではなく、手数料にも注意を払うようにして下さい。

スリッページ

また取引手数料以外にも、スリッページが発生することでも、思わぬ手数料がかかってしまうことがあります。スリッページとは、注文レートと約定レートの差のことで、注文してから注文が確定するまでのタイムラグのことを指します。

XMでは、約定まで1秒以内に執行されることが多いためスリッページの発生は限りなくゼロに近いです。しかし、完全に発生件数をゼロにすることはできませんので、ある程度のスリッページは肝に銘じておくようにしましょう。

スリッページが頻繁に起こるようでしたら、XMのサポートに連絡をして調査して貰うようにしてください。その際、スリッページが起こった瞬間の記録を明確にスクリーンショットなどを取っておくと調査がスムーズに進みます。

取引する際にスリッページが発生することはありますか?
重要な経済ニュースの発表時は、市場の変動が大きくなり、お客様の注文がリクエストされた価格と異なる価格で執行される場合があります。しかし、当社は常に執行可能な最良の市場価格でお客様の注文にお応えいたしますので、ご安心ください。

公式サイト:XMTradingより引用

スプレッド

FXでは、スプレッドの発生はつきものです。スプレッドとは、通貨ペアの売値と買値の差額のことで、これにより利益と手数料が確定します。XMゼロ口座では他の口座タイプに比べて、スプレッドが低く設定されています。その代わり取引手数料が発生します。

スタンダード口座やマイクロ口座のスプレッドは平均的な数値です。2022年10月に提供が始まったばかりのKIWAMI口座は、ボーナス提供がない分、低スプレッドでなおかつ、取引手数料無料となっています。

XMでは最大8つまで口座開設ができますから、気になる方は、複数口座開設してみることをおすすめします。

スワップポイント

2ヵ国間の金利差調整分のことをスワップポイントと呼びます。

例えば、高金利の通貨を売って、低金利の通貨を買ったとしたら、手数料が発生します。一方で逆のパターンの場合、利益となることもあるため購入時のタイミングには注意が必要です。スワップポイントはトレードしただけでは、発生することはありません。

ポジション保有がある場合、決められた時間をまたいでポジションを保有し続けていた時に計上されます。夏時間であれば午前6時、冬時間であれば午前7時がその時間となります。

マイナススワップによる損失は、有効証拠金から差し引かれていくことになります。

トレードにスワップは適用されますか?
はい、口座タイプによっては、オーバーナイト・ポジションに対してスワップを獲得したり、請求されたりします。ただし、スワップが気になる方は、特定の商品をスワップフリーで取引できるKIWAMI極口座をご利用いただけます。

公式サイト:XMTradingより引用

XMの口座維持手数料

コロナウィルスや歴史的物価高により在宅でできるFXや株取引に興味を持ち口座開設をする人が増えてきました。口座開設後、入金だけしてボーナスを受け取った後口座の証拠金をほったらかしにしている方は要注意です。

何も取引しないまま放置していると、XMでは口座維持手数料が発生します。具体的には90日間トレードを行わなかった場合、休眠口座とされ口座維持手数料が毎月5ドル発生することになります。

少額の0.01ロットでもいいので小さな取引でも続けてみるようにしましょう。もし、暫く忙しくてトレードする時間がないという方は思い切って解約することも大切です。

口座を利用しない場合に費用が発生しますか?
はい、お客様の口座が90日以上にわたり利用されていない場合に限り請求されます。

こちらの期間後、取引、入金、出金、資金振替、追加口座開設、登録などの利用がなかった場合にのみ休眠口座とみなされます。

口座が休眠状態になると、その時点で残る全てのボーナス、プロモーションクレジット、XMPは自動的に休眠口座から消失いたします。すべての休眠口座には、 5USDの月額料金、もしくは残高が5USD未満の場合はその残高全額分の料金が請求されます。取引口座の残高がゼロの場合には料金はかかりません。

口座維持管理手数料については、以下の記事に詳しくまとめていますので参考にしてください。

公式サイト:XMTradingより引用

XMの口座間資金移動手数料

XMでは、同一アカウント内の口座間資金移動は基本的に手数料無料ですが、移動元と移動先の口座で基本通貨が異なる場合には、為替手数料が発生します。

例えば、米ドル建ての口座から日本円建ての口座に資金を移動する場合、0.3%の為替手数料がかかります。この手数料は、ECB(欧州中央銀行)の為替レートに基づいて計算されます。高額の資金移動を予定している場合は、この為替手数料が大きな負担になる可能性があるため、注意が必要です。

できる限り手数料を避けるためには、同じ基本通貨の口座間で資金移動を行うことをおすすめします。もし異なる基本通貨の口座間で資金移動をする必要がある場合は、為替手数料を考慮して金額を決定しましょう。

XMでは、USD、EUR、JPY、AUDなど、複数の基本通貨で口座を開設することができます。自分の取引スタイルや資金管理方法に合わせて、適切な基本通貨を選ぶことが重要です。

XM手数料を抑えるための方法

入金方法の工夫

XMでの手数料を抑えるために、入金方法の選択は重要です。銀行振込やクレジットカード、デビットカード、さらにはbitwalletやApple Payを利用することで、入金手数料を無料にすることが可能です。

ただし、銀行振込において1万円未満の入金には880円から1,500円の手数料が課されることがあるため注意が必要です。したがって、なるべく1万円以上の金額を入金するか、手数料無料のクレジットカードやbitwalletを利用することがおすすめです。

STICPAYやBXONEも選択肢の一つですが、現在STICPAYは利用停止中となっているため、事前に利用可能なサービスを確認しておくことが肝心です。

出金方法の工夫

出金時の手数料を抑えるためには、出金方法の選択にも工夫が必要です。XMでは、国内銀行送金を利用した場合、40万円未満の出金には2,500円の手数料がかかります。しかし、オンラインウォレットやクレジットカードによる出金は手数料が無料であるため、これらを活用することで、手数料の支払いを避けることができます。適切な出金方法を選ぶことで、余計なコストを削減し、取引による利益を最大限に確保することが可能です。

口座タイプの選び方

XMで手数料を抑えるためには、適切な口座タイプの選択が重要です。XMにはスタンダード口座、KIWAMI極口座、ゼロ口座など口座タイプがあります。初心者から上級者まで、自分の取引スタイルや頻度に合った口座を選ぶことが大切です。

たとえば、ゼロ口座は取引手数料が発生するものの、スプレッドが最も狭いため、大量の取引を行う方にはコストメリットがあります。一方、少額でリスクを抑えた取引を希望する場合は、スプレッドが多少広くても取引手数料のないスタンダード口座や、やや狭めのスプレッドが特徴であるKIWAMI極口座が選択肢となります。

ボーナスを利用した手数料削減

XMでは、新規口座開設ボーナスやロイヤルティープログラムを利用することで、手数料を実質的に削減可能です。これらのボーナスを取引に活用することで、取引資金を増やし、手数料やその他のコストをカバーすることができます。特に新規口座開設時のボーナスは、初めてXMを利用するトレーダーにとっては大変有利な条件です。ボーナスは取引に使えるだけでなく、引き出しも可能な場合があるため、これを賢く利用することがポイントです。

XMの手数料は高い?

XMは手数料がやや高めとされることがありますが、提供される豊富なボーナス制度を上手く活用することで、コストパフォーマンスを高めることができます。

新規口座開設時には13,000円分の取引ボーナスが付与され、また初回100%+20%の入金ボーナスが最大10,500ドルまで提供されます。これにより取引資金が増えるため、実質的な手数料負担を軽減することができます。

またKIWAMI極口座のような取引手数料無料の口座を利用すれば、さらにコストパフォーマンスを向上させることが可能です。遂に選ぶべき口座やボーナス活用法を検討し、賢い取引を心掛けることで、XMでの取引コストを賢く抑えることができるでしょう。

他社とのXM手数料比較

XMの手数料は他の海外FX会社と比較すると若干高めとされています。特にスプレッドの面から見ると、標準的な口座条件において競合他社と比べると幅広いことがわかります。しかし、XMは取引口座を無料で開設でき、また多くのキャンペーンやボーナスを提供しているため、コストパフォーマンスが高いという意見もあります。他社では取引手数料が発生しない、あるいはスプレッドが更に狭い条件を提供している場合もありますが、XMの提供する取引スペックや充実したサポートを考慮すると、選ぶ価値は十分にあると考えられます。

XM手数料が高いとされる理由

XMの手数料が高いとされる主な要因には、複数の要素が含まれています。まず、スプレッドが他社に比べて広いことが挙げられます。スタンダード口座ではドル円の平均スプレッドが2.0pipsと、競合他社より広い設定になっています。また、ゼロ口座以外では取引手数料は発生しないものの、スプレッドを通じてコストがかかるため、頻繁に取引するトレーダーにとっては負担が大きくなりがちです。さらに、90日間取引しない場合には口座維持手数料がかかることも、コスト増につながる要因となっています。一方で、ボーナスの利用による手数料削減の方法なども存在し、ユーザーの知識と戦略次第でコストを抑えることも可能です。

XMの全手数料まとめ

XMを利用する上で、意外なところで様々な手数料が発生していることがお判りいただけたでしょうか。手数料を減らすためには、入金や出金の回数を減らしたり、無駄な口座維持手数料を支払わないためにも口座解約をして口座数を整理することが大切です。

手数料は数百円から数千円以上になることもあり、また何度も発生するため月や年単位で見ると大きな金額になります。トレードを行う目的の多くは、お金を稼ぐことだと思いますので無駄なコストを減らして、効率良く稼ぐようにしてください。

XMの全手数料についてよくある質問

XMの手数料全7種類にはどのようなものがありますか?

XMの手数料は入金手数料、出金手数料、取引手数料、ゼロ口座の取引手数料、スリッページ、スプレッド、スワップポイントの7種類で構成されています。

XMの手数料を抑えるためにはどのような方法がありますか? 

XMの手数料を抑える方法として、低コストな入金・出金方法を選択すること、取引量に応じた最適な口座タイプを選ぶこと、そしてボーナスプログラムを活用してコストを相殺することが挙げられます。

XMの手数料は高いとされる理由は何ですか?

XMの手数料が高いとされる理由には、スプレッドの広さやゼロ口座での取引手数料が考えられます。他社と比較した際、特に短期トレーダーにとってはスプレッドが重要なコスト要因となるため、これが高く感じられる可能性があります。

XMの入金手数料は、どのような方法で入金すると発生しますか?

XMの入金手数料は、国内銀行送金やオンラインウォレットを利用する際に発生します。

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