BigBossの出金方法は全4種類です。それぞれ手数料や反映時間などが異なります。またBigBossには他の海外FX業者とは異なるルールがあります。
ルールに違反したり禁止事項に該当すると、出金が拒否されることがあります。また最悪は口座凍結(口座停止)され、二度とトレードできなくなる可能性があります。
せっかく苦労して稼いだお金を引き出せないとなると困りますので、BigBossのルールを確認するようにして下さい。初めて海外FXを始める方や長年利用している方も、登録前にルールを確認してからトレードを始めることをおすすめします。
ここからは、BigBossの出金方法について解説します。
2024年9月最新情報
BigBossの出金の種類
BigBossの出金は以下の4種類です。
- 国内銀行出金
- BXONE
- Bitwallet
- 仮想通貨
ここからはそれぞれの出金方法について詳しく説明します。
国内銀行出金
これは一番ポピュラーな出金方法で、普段から利用している銀行口座に送金してくれる方法です。普段から使っている銀行のため手軽で安心感があり、また使い勝手の良さが特徴です。
ただし、国内銀行送金は着金までに2~5営業日ほどかかります。金曜日の夕方に申請をした場合、思った以上に着金に時間がかかる可能性があります。急いで出金したい場合は他の方法が良いでしょう。
日本円口座の場合は2000円、米ドル口座の場合は20ドルの手数料がかかってしまいますが、銀行側の受け取り手数料は発生しません。
最低出金額の制限は一切ありません。そのため自分の希望する金額で出金することができます。なお、最大出金額は500万円までとなっています。
国内銀行送金は、農業協同組合・漁業協同組合・証券会社などの口座に送金することができません。そのため国内銀行送金の場合は、必ず銀行口座に送金する必要があります。
BXONE
BXONEは日本円と米ドルに対応しています。
出金までの時間は通常1日~5営業日かかりますが、営業日であれば24時間いつでも申請することができます。この点は国内銀行送金よりも使い勝手が良いといえます。
ただし、初めてBXONEを利用する場合は、BXONEアカウントを作成する必要があります。
最低出金額は2000円からです。一方で最大出金額に制限はありません。出金手数料は基本無料ですが、BXONEから出金する際に手数料が発生することがあります。
BXONEは日本国内でも利用者が少しずつ増えていますが、まだまだ知名度はそれほど高くありません。
また、日本人向けにサービスが充実しているわけでもなく、公式サイトも英語のみの対応となっています。
会員登録や手続きは英語で行う必要があり、サポートにトラブルを伝える際も日本語が使えないためコミュニケーションには不便さがあります。
翻訳ツールなどを利用する方法もありますが、もし語学に自信がない場合や煩わしいと感じる方はBXONEの利用は控えた方が良いでしょう。将来的には、日本語サポートが充実することに期待したいですね。
電子ウォレットを利用したい方は、次に紹介するBitwalletをおすすめします。
Bitwallet
Bitwalletは良く知られている電子ウォレットです。BigBossの出金方法の中でも便利でおすすめの方法です。
Bitwalletでは着金までに通常1日~5営業日かかります。ただし、営業日ならば24時間いつでも出金申請することができます。ここは、BXONEと同じですね。
Bitwalletも日本円と米ドルの両方に対応しています。BigBossの出金手数料は無料ですが、Bitwallet側では出金手数料がかかります。
最低出金額は2000円で最大出金額に制限はありません。ここもBXONEとほぼ同じです。
Bitwalletでは、事前に会員登録を行い、Bitwalletアカウントを作成する必要があります。初回の手続きが少し面倒ですが、手続きを済ませてしまえばその後は簡単です。また、日本語に対応しているので、スムーズに登録手続きを進めることができます。
Bitwalletは多くの海外FXで採用されており、日本国内でも利用者が年々増加傾向にあります。
BigBossとの相性も良く、便利な出金方法のため複数のFX業者を使うのであればBitwalletの導入について考えてみて下さい。特にBXONEよりも使い勝手が良いので電子ウォレットを使ってみたいと考えている方におすすめします。
仮想通貨
仮想通貨で出金する方法もあります。
出金は通常1日~2営業日で着金します。非常にスピーディに出金できますが、予め仮想通貨のウォレットを所有している必要があります。初回は余裕を持って申請をするようにして下さい。
BigBoss側からの出金は無料ですが、仮想通貨ウォレット側で手数料が発生します。
例えば、BTC口座では0.002BTC、ETH口座では0.01ETH、EXC口座では0.015EXC、ERP口座では20XRP、RSVC口座では400RSVC、BXC口座では4000BXC、USDT口座では20USDTが必要です。
それぞれの仮想通貨によって、手数料が異なります。
また手数料は少額ですが、積み重なるとコストとなり負担になります。マイニング料やガス代もかかるため、出金する際は前もってコストの計算を忘れないようにしてください。
仮想通貨の出金には、CRYPTOS口座を経由する必要があります。
CRYPTOS口座への資金移動は申請してから0~1営業日かかります。資金移動が着金までの時間に加わることになるため他の方法とあまり変わらない時間がかかることになります。
むしろ手続きが増えてしまうため、あまりおすすめの出金方法とはいえません。
以前、BigBossを利用していた人の中には、仮想通貨取引所「FOCREX」のサービスを選んでいた方もいるかもしれません。
ただし、FOCREXのサービスは2023年1月末をもって終了しています。残っていた資産はBigBoss側がCRYPTOS口座に資金移動を行っているはずです。資金を残したままにしていた人は確認してみて下さい。
BigBoss出金の注意点と出金拒否の原因
出金処理を行う上で、いくつかのルールがあります。場合によっては他社海外FX業者とは異なることもありますので、BigBossの出金ルールについてきちんと確認するようにして下さい。
ここからは、BigBoss出金の注意点についてご説明します。
出金は必ずBigBoss登録名義と口座名義を一致させる
BigBossの口座名義と出金先口座の名前は必ず一致させる必要があります。
家族や他人の名前で口座を作ることはできません。出金するためには、自分の名前と同じ名義で口座を作成してください。
出金すると全ボーナスが消滅する
口座にボーナスが残っている状態で出金を行うと、口座内のすべてのボーナスが消滅します。出金元の口座や口座間の資金移動でも同様に消滅してしまいます。
そのためお試しで出金するのはおすすめできません。ある程度金額が貯まってから出金すると良いでしょう。
BigBossではたびたび豪華なボーナスキャンペーンを開催しています。しかし、ボーナスにもルールがあるので知らなかった場合は、せっかく手に入れたボーナスが消滅してしまうかもしれません。出金のタイミングやボーナスの条件に注意するようにしてください。
クレジットカード入金は60日間出金不可
一部の入金方法を選択した人は出金に制限がかかることがあります。具体的には、クレジットカードで入金した場合は60日間出金することができません。これはマネーロンダリングを防ぐためのルールで、多くの海外FX業者で採用されています。
取引口座に入金したら、必ず1回以上の取引をしないと出金できない
BigBossでは、取引口座に入金したら必ず1回は取引をしないと出金できません。そのため入金後に忙しくてトレードする時間がない、という場合でも最低1回はトレードをして出金申請するしかありません。
取引中に証拠金維持率100%を下回る金額は出金できない
ポジションを保有している状態で出金する場合、証拠金維持率に十分な余裕がある必要があります。
証拠金維持率が100%以下の場合は出金申請ができません。ポジションを保有していて、出金を考えている人は、証拠金維持率に注意して取引を行ってください。
BigBossの出金方法と注意点まとめ
BigBossの出金方法とルールについて説明しました。他の海外FX業者もありますが、あくまでBigBossならではのルールです。しっかりルールを確認した上で利用しましょう。
またこのルールは現時点の情報であり、今後は変更になる可能性があります。必ず最新の情報を確認するようにして下さい。